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- 2025.10.20
北海道のこたつ事情
こんにちは!今日は「北海道の冬の暮らし」について、ちょっと意外なお話をご紹介します。
冬といえば、みかんとこたつ。ぬくぬくと温まりながらテレビを見たり、お昼寝したり…という風景が日本の冬の定番ですよね。
ですが、実はこの“こたつ文化”、北海道ではあまり浸透していないんです。
えっ?北海道ってめちゃくちゃ寒いのに、なんでこたつがないの!?と思ったあなた。私も最初はそうでした。
ということで今回は、「北海道におけるこたつの普及率」と、その背景にあるちょっと興味深い理由について深掘りしてみました!
北海道のこたつ普及率はどのくらい?
全国調査によると、「こたつを持っている」と答えた人の割合は…
全国平均:約48%
北海道:約23%
なんと、北海道は全国で最下位レベルのこたつ保有率なんです。
さらに、過去の別の調査でも、北海道はこたつ所有率で46位(47都道府県中)という結果に。どうやらこれは一時的な傾向ではなく、長年続く地域性のようです。
どうして北海道ではこたつが少ないのでしょうか?
一見すると「寒い地域=こたつ必須」のように思えますが、北海道には北海道なりの冬の暮らし方があるんです。
ここからは、北海道でこたつが少ない理由を3つに分けてご紹介します!
セントラルヒーティングの普及
北海道の住宅では、セントラルヒーティング(集中暖房)が広く普及しています。
これは、家全体をボイラーやストーブで暖めるシステムで、部屋ごとに暖房器具をつけたり消したりする必要がありません。
そのため、こたつのように「局所的に足元だけ暖める」スタイルではなく、「家全体を快適に暖かくする」という考え方が根付いています。
家の断熱性能が高い
北海道の家はとにかく断熱・気密性が高い!
冬の厳しい寒さに対応するために、壁や窓の構造がしっかりしていて、暖房を入れれば家全体がすぐに暖まります。
こたつに頼らなくても、部屋の中が常に暖かい状態を保てるんですね。
居住空間が広い
もう一つの理由は、北海道の住宅は土地に比例して比較的広いという点。
こたつは比較的狭い空間で効果を発揮しますが、広いリビングなどでは暖房効率が落ちてしまいます。
「足元だけぽかぽかしても、空間全体が寒いと意味がない」…ということで、全体を暖める暖房方式が好まれる傾向にあるんです。
もちろん、私を含め北海道にもこたつを愛する人たちはいます。
特に、単身世帯や暖房の種類が限られているアパート・マンションなどでは、こたつが便利で経済的という理由で使われていることも。
ただ、道民にとって「こたつ=主役の暖房器具」ではなく、「補助的な暖房器具」という位置づけのようです。
まとめ
最後にもう一度、北海道でこたつがあまり普及していない理由をまとめると…
家全体を暖めるセントラルヒーティングが主流
高い断熱性能でこたつ不要な室温を維持できる
家が広く、こたつだけでは暖まりにくい
というわけで、「寒さ=こたつ」ではなく、寒冷地ならではの合理的な暮らし方があるんですね。
もし北海道に引っ越すことがあれば、「こたつ持っていく?」よりも、「どんな暖房が使われてる?」をチェックした方がいいかもしれません。
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